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ドキドキの窯出し。

ドキドキの窯出し。_e0046128_16514912.jpgきょうの午後に冷却還元の窯の扉が開いた。楽しみなサヤ鉢の作品も入っている。

はやる気持ちを抑えて窯が冷めるのを待ち、軍手をして取り出し始める。

なかなか良い焼き上がりです。みなさん期待してください。

ドキドキの窯出し。_e0046128_1725444.jpg
しかしサヤ鉢の中の大皿はぜんぜんダメ。がっかりです。あんなに苦労して窯焚きをしたのに。

でも、これがサヤ鉢。うまく焼き上がった時の感動、ただ黒く焼き上がった時の落胆。サヤを閉じている棚板を開く時は、いつもドキドキです。めげないぞ、もう一度焼くぞ。

きょうの教室に来ているみなさんの中で評判だったKさんの大鉢を紹介。チタンマットを全体にうすく掛け、葉と木の実を線彫りし、実の部分に釉薬を筆で厚く乗せる。Kさんの得意とする技です。
ドキドキの窯出し。_e0046128_17223359.jpg

by tougei-musashino | 2006-02-16 17:34 | 窯出し情報 | Comments(3)
Commented by nonacafe at 2006-02-16 20:56
えっ〜と、Kさんてどなただったでしょう?
いいお皿ですね。うっとりです。
釉薬だけの線刻ですか?くっきりと綺麗ですね。千両の実かしらん?
ハデ好み?の小生なら赤や黄色で上絵乗せしたいところですが、大鉢ですね〜、焼成費が〜!(爆)
Commented by kikumomo_jp at 2006-02-18 20:58
落ち着いたデザインですね、チタンマットは使った事が無いのですが、チタンマットをかけてから線彫りするのですか?
Commented by tougei-musashino at 2006-02-19 11:07
kikumomoさん、チタンマットは酸化チタンを使った乳濁マットな釉薬で冷却還元で焼くといろいろな表情を見せる釉薬です。
そうです赤土の鉢に薄めに掛け針で線彫りをしています。
線彫りして所は赤土の焼き締めになっています。
そして厚く塗ったところは白く盛り上がり立体的になっています。
意外と単純な作業ですが効果的な仕上がりになっていますよ。


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