久しぶりに大きい方のガス窯で還元焼成を行いました。教室内に設置されたこの窯、夏などに焚くと教室はまるでサウナ状態。でもこの時期に焚くと広い教室を暖める優れもの。窯からはたくさんの作品が出ました。季節柄いろいろな土鍋も焼き上がりました。
上の写真の土鍋は3点とも手び練りによる作品です。手前と左上の土鍋の釉薬はチタンマット。手前の土鍋の蓋は釉薬を刷毛で塗り変化を狙っています。右上の土鍋の釉薬は青磁。蓋もピッタリと収まり、渋めの上がりでUさんも納得の仕上がりかな?
こちらの3点の土鍋、手前の土鍋2点は轆轤による成形。後ろの黒い土鍋はタタラ作りで石膏型を使い作ったもの。タタラが薄かったのか蓋が歪んで、チョッと本体とくっ付いてしまったようです。ご本人立ち会いのもと蓋を開く大手術になりそうです。
こちらの土鍋はまだ焼成前の作品です。相撲部屋のちゃんこ鍋のような大きさにビックリですが、よーく見るととても可愛い鍋です。蓋に何やら顔らしきものが、そして持ち手が耳?真上から見るとお猿さん?ピエロ?お爺ちゃんからお孫さんまで、たくさんの人に囲まれるのかなこの土鍋。