きょうの午後に冷却還元の窯の扉が開いた。楽しみなサヤ鉢の作品も入っている。
はやる気持ちを抑えて窯が冷めるのを待ち、軍手をして取り出し始める。
なかなか良い焼き上がりです。みなさん期待してください。
しかしサヤ鉢の中の大皿はぜんぜんダメ。がっかりです。あんなに苦労して窯焚きをしたのに。
でも、これがサヤ鉢。うまく焼き上がった時の感動、ただ黒く焼き上がった時の落胆。サヤを閉じている棚板を開く時は、いつもドキドキです。めげないぞ、もう一度焼くぞ。
きょうの教室に来ているみなさんの中で評判だったKさんの大鉢を紹介。チタンマットを全体にうすく掛け、葉と木の実を線彫りし、実の部分に釉薬を筆で厚く乗せる。Kさんの得意とする技です。